2020年に正社員として入社。
臨床心理士と公認心理師の資格を保有。
これまで、放課後等デイサービスでの療育や医療機関での復職支援業務など様々な現場で幅広い年代の人を対象に支援を行ってきました。現在、主に認知症の試験における治験心理評価やメンタルヘルス研修の企画を担当しています。
主に、治験の時に必要になる心理検査をしています。
治験とは、薬が世の中に販売される前に人で有効性や安全性を確かめる試験のことです。例えば、認知症や発達障害などの薬の治験では、医師の診察やMRIなどの脳画像の他に心理検査で薬の効果を測定します。その際の心理検査は、それに精通している心理職の人間がやらなければなりません。しかし、医療機関の中には、心理士が他業務で忙しかったり、そもそも心理士がいなかったりなどして心理検査を実施できる人がいないことがあります。そこで、私達心理の専門家が、医療機関にお伺いして心理検査を実施しています。
また、昨今の職場メンタルヘルス対策の需要増加に伴い、メンタルヘルス研修の企画、実施の業務もしています。
新薬の開発に貢献できている実感があることです。
治験には主要評価項目と副次評価項目というものがあります。私たちが取り扱っている心理検査が必要とされる認知症や発達障害の新薬開発の治験では主要評価項目であることが多く、自分の携わった業務が直接薬の開発に寄与しているということを実感できます。
また、たくさんの人と関わることができるのも魅力的です。治験には多くの方々が関わっており、例えば治験が計画通りに正しく進んでいるかチェックする臨床開発モニターや医療機関における治験をサポートする治験コーディネーター、そして実際に治験に参加される患者様やそのご家族などです。老若男女問わず、様々な人とコミュニケーションを取ります。
加えて、SRDスタッフは全国出張を行っているので、様々な土地の人と会話をする機会があり、それが仕事をしていて面白いと感じます。
SRDスタッフは、社員同士のコミュニケーションが良く取れている会社だと思います(平均年齢が30歳前後で平均在籍年数は4年)。
現在、複数の治験を担当しているのですが、他の従業員との距離も近く話しやすい環境にあるので、評価にあたって気を付けるべき点などについて確認しやすいと感じています。
また、有給休暇や夏季休暇の取得も社員同士で予定を決めて取得できるので、どうしても外せない治験評価の予定がない限りは、基本的に休みたい時に休むことができます。
前職の経験から治験の仕事に携わりたかったからです。
心療内科のあるクリニックで臨床心理士をしていたのですが、そこで多くの患者様が治験に参加される姿を見て、治験の仕事を知りました。SRDスタッフでは心理評価が業務の中心であるため、心理職としての専門性を活かして新しいステップを踏み出したいと思ったので転職をしました。心理評価のトレーニングを社内にて模擬実践形式で行うこともあり、技術を磨けていることを実感しています。
また、全国出張があるため、出張を通して様々な都道府県に行けることに惹かれました。実際、ご当地のおいしい物を食べているときに幸せを感じます。
医療機関との日程調整をスムーズに行えるようになることが目標です。担当の症例数が増えてきたので、医療機関への訪問日程が重ならないように他の社員とより密にコミュニケーションを取っていきたいです。また、後輩が入社した時に心理検査や治験のことについて優しく丁寧に教えられる先輩になりたいと思っています。